北千葉道路計画 鎌ヶ谷市は南北に分断!

現在、都市計画決定の手続が進められている北千葉道路。その開通により、商業施設や物流施設の誘致が進むなど、街の発展につながるとの期待を寄せられている。 一方で、道路が東西に横断することで、市が南北に分断されてしまうことへの懸念が生じている。「新鎌ケ谷駅への通学や通勤、駅周辺へのアクセスも、迂回しなくてはいけなくなる」と、粟野地区に住む市民は不安を隠せない。 計画では、現在市の南北方向の幹線道路となっている船取線は、北千葉道路(国道464号線)との交差部で、車も歩行者も直進できなくなる。直進の交通は、船取線バイパス(通称ユニオン通り)を粟野地区まで延伸し流す。 市の北部地区の住民が、新鎌ケ谷駅周辺にアクセスするには、遠回りになってしまう。また、6月市議会では、高速部の高架橋が、景観などを損なうのではないかとの指摘もなされた。 元鎌ケ谷市都市計画審議会委員の村山○○さんは、「外環道路の市川市部分のように、高速部を地下化してはどうか」と提案する。